潮の匂いがふっと鼻先をくすぐったとき、
僕の頭の中には、突然「由良町」という地名が浮かんできた🌊
べつに大きなきっかけがあったわけじゃない。
ただ、紀の川市の冬の空気が冷たく澄み渡る午後、
なぜか心が“あの海沿いの町”を思い出しただけだった。
スマホで調べてみると、
2025年12月現在、由良町の人口は4,872人とのこと。
……少なっ。
いや、予想はしてた。
けど、数字を目の当たりにすると、やっぱりグッとくる。
2015年(平成27年)の人口は6,254人。
10年間で1,382人減ってる。
冷静に見れば、全国の地方町村でよくある傾向。
うちの紀の川市だって他人事ではない。
けど、それでもやっぱり、
由良町という“具体的な名前”を見た瞬間、
胸の奥に小さな痛みが走ったのは否定できない😐
思えば、由良町って独特な町やと思う。
海に近づくたび、
鉄っぽい潮風が頬にまとわりついて、
ちょっとした無骨さと、懐かしさが入り混じった匂いが漂う。
波の音が絶えず聞こえてきて、
遠くに見える釣り人の背中は、なぜかやたらと絵になる。
僕は紀の川市で、
山と畑に囲まれた景色を当たり前に見て育ったけど、
たまに車で南下して由良のあたりに行くと、
まるで別世界に迷い込んだような気分になる🚗
それだけに、
あの風景が“静かになっていってる”という事実が、
妙に現実味を帯びて胸に迫ってくる。
想像してみる。
昔は毎朝、漁港がざわついていたんだろうな。
子どもたちの声が港町に響いて、
日曜の朝には、地元のスーパーで顔見知りが集まって、
なんてことない話で盛り上がっていたんやろうな。
でも今は、
その声が少しずつ減って、
聞こえるのは、風と波、
そして遠くの自販機の機械音だけかもしれない。
──静けさって、不思議や。
癒しにもなるけど、ときに寂しさにもなる。
けど、寂しいだけじゃない。
調べていくうちに、
なんかちょっと希望も感じてきたんよね✨
たとえば、
都市部から田舎への移住を考える人たちが最近は増えてる。
「海のある暮らしに憧れてます!」っていう人、結構いる。
リモートワークが進んだおかげで、
“働く場所”と“住む場所”が一致しなくても良くなった。
そうなると、
都会の喧騒から逃げ出したい人にとって、
由良町のような場所は逆に“贅沢”な選択肢になりうる。
海があって、
空が広くて、
人が優しくて、
時間の流れがゆったりしていて、
そんな町で暮らすって、
実はめちゃくちゃ贅沢なんちゃうかと思えてくる🌅
もちろん現実は甘くない。
買い物も病院も、子育ても、課題は山ほどある。
でも、だからこそ、
その町に惚れ込んで住み始めた人たちが、
ひとつずつ工夫して、町を変えていってる話もよく聞く。
小さなカフェがオープンしたり、
空き家をリノベして宿にしたり、
イベントをやって人を呼び込んだり。
減っていく数字に、希望がないわけじゃない。
むしろ、そこには“変わっていこう”とする力がある。
紀の川市に住む自分としては、
由良町のような海辺の町に対して、
勝手に親戚のような感情を抱いてしまう。
同じ和歌山県民として、
「がんばれ」と思わずにはいられないし、
できることがあれば応援したいとも思う📣
由良町。
和歌山県の西の海辺に、今日も静かに佇んでいる町。
かつて賑やかだったその町は、
いま少しずつ静けさの中に包まれているかもしれない。
けどそれは、
終わりじゃなくて、はじまりかもしれない。
波の音、潮の香り、遠くを飛ぶカモメ。
目を閉じれば、五感がその風景を思い出してくれる。
そして僕はまた、
冬の澄んだ空気の中で、
由良町の未来に、少しだけ期待をしている。
なんとなく、そんな気がしてならないんよ。
ちなみに調べていて見つけたのが👀
長野県にある川上村!🏔️
なんと、人口は4,524人😳
由良町とほぼ一緒やん……ってことで、
似た空気を感じてしまった🌲🌊
小さな町には小さな町なりの、
濃いドラマがあるもんやなぁ🎒