最近、なぜかふと「すさみ町って今どれくらい人が住んでるんやろ?」という、
自分でも理由のよくわからん疑問が頭をよぎった。
紀の川市に住んでいると、和歌山県のあっち側の町って、
なんとなく“同じ県やのに遠い親戚”みたいな存在感がある。
気になり出したら止まらない性格なので📚、
コーヒー片手に、ちょっと本気で調べてみることにした。
■ 2025年11月1日現在の人口は3,217人 👥
驚いたのが、この数字。
3,217人。
もっと多いと思ってた。
いや、少ないという意味じゃなくて、
「和歌山にありながら、あそこまで“海色の濃い町”なら、
案外人も多いんちゃう?」と勝手に想像していたのだ。
でも事実は、僕のイメージとはずいぶん違っていた。
そして、もっと驚くのが――
■ 平成27年(2015年)の人口は4,127人
10年前は 4,127人。
ということは、
この10年で 900人以上も減っている。
数字だけ見ると、
まるで「潮が静かに引いていくように」人口が減っている感じがする。
すさみ町自身が、
「いやいや、ちょっと休憩させてくれや…」と
海辺で砂に腰を下ろしているようにも思えてきた。
町が人格を持っていたらきっと、
ふーっとため息をつきながら、
「誰か、遊びに来てくれへん?」
そんな一言をこぼしてしまうかもしれない。
■ そもそも、すさみ町ってどこ?
ここで「すさみ町?どこそれ?」という方のために念のため説明すると、
すさみ町は和歌山県の南、海沿いにある町で、
熊野の気配をまとった自然豊かな場所だ。
海は青いし、山は深い。
あの“海の熊野古道”みたいな雰囲気があって、
景色を眺めているだけで
精神がゆっくりと「低速モード」になる。
紀の川市の僕からすると、
「同じ県の中でも違う国のような景色やな」と思うほど。
海が近い町って、ちょっと羨ましい。
潮風に混じって、生活のテンポも
ゆっくりしているように感じるからだ。
■ すさみ町の魅力を思い返すと…🏖️🐠
昔ドライブで立ち寄った時のことを思い出す。
道の駅すさみで見た海の色は、
“これでも同じ和歌山か?”とツッコみたくなるほど青かった。
太平洋が本気を出している感じ。
そして町の雰囲気はというと、
都会のような賑やかさはないけど、
そのぶん土地全体が“ゆったり伸びをしている”ような、
そんな空気が流れていた。
まるで町そのものが
「まあまあ、焦らんといてや」
と語りかけてくるような感じ。
この“空気感の柔らかさ”に魅了される人は
きっと多いはずで、
僕も例外ではない。
■ 人口が減っている理由を勝手に想像してみる 🤔
もちろん、詳しい統計や社会学的な分析は専門家に任せるとして、
一般人の僕が想像する理由はこんな感じ。
★ ① 若い人の流出
就職先や学校が限られているから、
どうしても若い人は都市部へ出る。
これは和歌山あるあるでもある。
★ ② 高齢化
これは紀の川市も共通している話。
町全体が「ゆっくりと年齢を重ねている」雰囲気。
まるで大きな家族が徐々に静かになっていくような…そんな感覚すらある。
★ ③ 移住促進はあるが定着しにくい?
自然は最高なんやけど、
便利さを求めると、どうしてもハードルがある。
便利さと豊かさのバランスって難しい。
町が菜箸一本持って、
「ほら、うちの良さ味見してみ?」
って差し出してくる感じなんだけど、
食べる前に帰っちゃう人もいる、みたいな。
■ それでも、この町には“語りたくなる空気”がある ✨
人口減少は確かに現実だけど、
数字には出せない魅力が
すさみ町にはぎっしり詰まっている。
例えば、
海沿いの風景に乗っかった太陽の反射って、
なんであんなに輝いて見えるのか。
例えば、
「エビとカニの水族館」で見た甲殻類たちが、
妙に誇らしげに歩いていたのは何だったのか。
まるで町全体が、
「ここ、ええやろ?」
とちょっと照れながら自慢してくる感じがする。
その“さりげない魅力”が、
派手ではないけれど、
旅の記憶の中にずっと居座ってくる。
■ 人が少ないからこそ“濃い時間”が流れているのかもしれない ⏳
すさみ町の数字だけを見ると、
確かに減少は続いている。
でも、逆に言えば-
人が少ないからこそ感じられる自然の濃さ
人が少ないからこそ守られている景色
人が少ないからこそ生まれるコミュニティの温度
そういうものが確実にある。
都会の喧騒に比べたら、
すさみ町の1時間は
倍くらいの価値がある気さえする。
時間が“ちょっと大きめの粒で流れている”ような感じ。
■ 紀の川市の僕が感じる「県内の遠い親戚」感
同じ和歌山県といっても、
紀北と紀南ではまったく風景が違う。
その中ですさみ町は、
「海の方の親戚の家」みたいな存在だ。
普段はそんなに関わらんけど、
たま〜に行くと妙に落ち着く。
会って数十分で、
「なんか帰ってきたわ〜」って勝手に思ってしまう。
僕はすさみ町の出身でもないし、
親戚がいるわけでもないのに、
妙に“帰省感”がある。不思議だ。
■ これから、すさみ町はどうなっていくんやろ?
数字を見ると確かに厳しさはある。
でも、すさみ町は決して
「縮んでいく町」ではなく、
「静かに形を変えていく町」
なんじゃないかと思っている。
海は毎日同じようで、
実は表情を変える。
町もきっと同じで、
見えない部分で少しずつ進化しているはず。
町が擬人化しているなら、
きっとこんな風に言うだろう。
「まあ、ぼちぼちやってるで。
たまには遊びに来てな」
そのくらいの、肩の力が抜けた未来を
期待したい。